ロンジン アドミラル 5スターリューズ抜け修理

時刻合わせをしようとリューズを引いたら抜けてしまった。元々リューズを引く時に重かった。修理+OHの依頼があった。現在の日差が-30秒なので

改善を希望された。


時計:ロンジン CAL.503

ワンピースケース 継ぎ手巻真

テンプ振動数:19800回/時

自動巻(手巻装置付)

秒針規正なし、石数:17

日曜カレンダー付


ワンピースケースのためまず、風防を外して機械を取り出します。ムーブ

はCAL.503でした。

リューズ抜けの原因は継ぎ手巻真の破損でした

巻真側のツメの片ほうが破断し、機械内部にありました。リューズをつかめない状態でした。ebayで巻真を購入し交換しました。新しい巻真にリューズを押し込んで勘合具合を確認しました。OKでした。見にくいですが写真をご覧ください。

巻真修理が完了しましたので、分解整備しました

機械はきれいでしたが、穴石は意外によごれていました。洗浄すべき部品はすべて手洗い+超音波洗浄を実施しました。洗浄後、適正に注油しながら組み立て調整しました。



修理後の性能


<ランニングの結果>  日差:±5秒以内  持続時間:約45時間


<修理完了日> 2015-3-18


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