時刻合わせをしようとリューズを引いたら抜けてしまった。元々リューズを引く時に重かった。修理+OHの依頼があった。現在の日差が-30秒なので
改善を希望された。
時計:ロンジン CAL.503
ワンピースケース 継ぎ手巻真
テンプ振動数:19800回/時
自動巻(手巻装置付)
秒針規正なし、石数:17
日曜カレンダー付
ワンピースケースのためまず、風防を外して機械を取り出します。ムーブ
はCAL.503でした。
巻真側のツメの片ほうが破断し、機械内部にありました。リューズをつかめない状態でした。ebayで巻真を購入し交換しました。新しい巻真にリューズを押し込んで勘合具合を確認しました。OKでした。見にくいですが写真をご覧ください。
機械はきれいでしたが、穴石は意外によごれていました。洗浄すべき部品はすべて手洗い+超音波洗浄を実施しました。洗浄後、適正に注油しながら組み立て調整しました。
修理後の性能