セイコー3863整備後動いたが、時々秒針が2秒運針のように跳ぶ。

SEIKO3863オーバーホール

<故障内容>

電池を入れても動作しないSEIKO Cal.3863。裏蓋周囲部にブラシをかけてから、裏蓋をあけたのであるが写真のようにおびただしい塵挨がわき出ててきました。分解、洗浄、注油の結果、動作するようになりましたが時々秒針が2秒運針のように2~3秒分跳ぶという不具合が残った。 

<修理結果>

原因は三番受に組み付いている秒躍制レバーの調整不良であった。秒躍制ツメと四番歯車のくいあいの具合を変化させると跳びが多発したり出なかったりすることを確認した。秒針の跳びは解消した。

<修理完了>2013-3-31

四番車と秒躍制ツメの食い合い